※1 ... 休憩時間を除いた実移動速度
今週土曜はそこそこ天気が良さそうだが、「ヤマテン」の予報ではほとんどの山に霧がかかる模様。そんな中、谷川岳は朝から快晴マーク。ならば芝倉沢でも滑ろうかとも思うが、それよりも下山後に南魚沼の美味しいごはんが食べれるという理由で、巻機山に登りたくなった。
というわけで巻機山へ向かったものの、関越トンネルを越えると辺りは深いガスに包まれ、霧雨まで降っている。天気はほどなく回復するはずだが、山はガスが残りそうなので、引き返して谷川岳芝倉沢を滑ることにする。巻機山の森林限界上でガスに巻かれるのはちょっとイヤだが、芝倉沢なら沢ルートなので迷うことはないし、それに「ヤマテン」の予報もある。
が……完全に裏目。
巻機山など他の山々は一部ガスがかかってもそれなりに晴れたようだが、谷川岳は終日霧雨まじりの深いガス。眺望がないだけでなくびしょ濡れになり(始めから本降りならカッパも着ようものだが、霧雨だったので油断していた)、しかもこんな時に限って着替えまで忘れたものだからビショビショの服のまま帰宅する羽目になった。
ただ、雪質は良く、ガスの中でも滑り自体は楽しめたのが幸いだ。
8:10 1306m 谷川岳ロープウェイ天神平駅発。
天神峠リフトは9時からなのでここから登り。シール登行も可能だが、雪は十分踏み固められているのでシートラーゲンのほうが効率的。
上部は深いガスで、谷川岳は影も形も見えず。それは覚悟していたが、清水峠の向こう、巻機山方面が晴れているのがなんとも悔しい。
天神尾根も踏み固められていて歩きやすい。1441点へ降りる際に注意を要するところはあるが、今日は凍っていないせいか「こんなだっけ?」と思うくらい簡単に下っていける。
熊穴沢避難小屋辺りからガスの中に突入。
ハイドレーションが不調で何度かザックを降ろしはしたが、それ以外は写真を撮る場面もなく黙々と登るのみ。
9:58-10:30 1961m 谷川岳トマノ耳。
普段ならスルーしてそのまま一ノ倉岳へ向かうのだが、手前の肩ノ広場に出た辺りから空が明るくなってきた。これは晴れるかもしれないと、30分ほどここで待ってみる。
――ダメでした。
引き続きオキノ耳、そして一ノ倉岳へ。
この稜線上は雪が消えるのは早いのだが、まだ結構残っている。もう踏み跡もないので潜りまくり。腰まで踏み抜くところもあってちょっと苦労する。むしろ凍っていたほうがありがたい。
この区間は右側が雪庇なので気は抜けないが、標高差はさほどないのでスムーズに歩ける印象がある。しかし今日はこの雪のせいでえらい時間がかかる。
12:15-12:34 1972m 一ノ倉岳。
芝倉沢ももちろんガスで真っ白。ただし頭上は太陽が輝いているはずで、比較的明るいので雪面だけは数メートル先までしっかり見える。これならなんとかなりそう。
茂倉岳側に少々下り、雪庇の張り出しのないところからドロップ。
最上部からすでに雪は柔らかく、滑ったそばから表層が雪だるま式に崩れ落ちていく。ただ、そんな雪でも結構滑りやすく、ステップソールの細いテレマークスキーでも足を取られることなく快適に滑っていける。
ちょっと下るとさらに滑りやすい雪質に。柔らかめのザラメ雪で、むしろ最上部のほうが腐れ気味だった。
間違いようのない沢ルートなのでいちいちルートを確認する必要もないし、これほど視界がない中でこんなに楽しく滑れるのは初めてだ。
ノドを越えてからもしばらく快適に滑り続けるが、ふと気づくと横に大規模なデブリ帯。S字はまだ先だし、こんなところにこんな規模のデブリっていつもあったっけ?
よく覚えていないが、ともあれこの辺りは広いので滑るのには支障なし。
やがてS字。ここも例に漏れずデブリだらけ。ただし沢全体がデブリで埋め尽くされているところはまだない。デブリの上を何回か通過する必要はあるが、大きな塊は少ないのでスキーを履いたままで大丈夫。
13:29 850m 虹芝寮。
この先は長くてほとんど傾斜のない湯檜曽川河畔の滑降。というか滑れるところはあまりなく、シールを付ける必要がないというだけでほとんど歩きだ。
雪はまだ十分残っていて土合橋まで板を外さず歩くことができた。
(2015/04/04)
この辺りの日帰り温泉といえば「湯テルメ谷川」が定番だと思っていたが、いつの間にかこんな施設もできていた。
釣り堀とバーベキュー施設が併設されており、入口はかなり怪しいが、入ってみるととても良い感じ。
内湯は大小2つあり、小さい方は加温なしの源泉そのまま。かなりぬるいが、好みではある。
泉質は普通っぽく感じたが、家に帰ってから体中が温泉臭かったので割りといいのかも。
露天風呂は川沿いの景観の良いところにあるが、階段を下るのが面倒。
シャンプーなども良さげなものを使っている。
湯テルメ谷川も決して悪くないし、こちらの方が100円高いのだが、それ以上の価値はある。今後はこちらに来ることになるだろう。
(2014/4/19)
焼きたてローストポークセット 1,400円
R291沿いに最近できた洒落た構えのレストランで、「肉屋のレストラン」と銘打たれている。駅前の精肉店が移転してできたらしい。
ローストポークやソーセージ、アイスバインといったドイツ系の小洒落た料理を出す一方、カツ丼やラーメンといった大衆食堂的メニューもある(2015年4月時点でラーメンは平日限定)。
ローストポークはそれなりにうまかったが、ソースが甘めで好みではない。いっそのことわさび醤油で食べたかった。
ダマは「ブレッツェル&はもんみなかみ」というホットドッグ的なもの注文。非常にうまそうだが、やはりマスタードソースが(数種類出されたがすべて)甘かったそうだ。
とはいえ総じて悪くないし、この辺りでは他にこれといった店を知らないので、今後こちらに来た時はまた寄ることになるだろう。
ただ、食事時には混みそうだな~
(2015/4/4)
ブラートブルストセット 1,580円
- ハムソーセージの前菜、腸詰めの盛合せ、ライスorパン、スープ、ドリンク
2種類のケチャップ(カレーとなんか)が出されたが、これがやはり甘くてイマイチ。
間違ってライスを頼んでしまい、それもソーセージに合わずに悲しかった。
なんかもういいや、という感じ
(2015/4/12)
カツ丼 850円
甘めの味付けだが、肉屋を売りにしているだけあって肉自体が分厚くてうまい。みそ汁や香物も普通にうまく、変にドイツ系のメニューを頼むよりいいかも。