※1 ... 休憩時間を除いた実移動速度
昨日の阿寺山は快晴を期待していたが、実際に晴れ上がったのは下山後のこと。その点が心残りになり、日帰りの予定を変更して翌日もまたどこか登ることにした。
ただし好天は長くは続かず、晴れ間が期待できるのは午前中ぐらいまで。そして日本海に近いほど天気の崩れは遅くなるらしい。ならば午前中に下山でき、かつ帰宅に困らない程度に日本海寄り、ということで、守門大岳へ行くことにする。先々週登ったばかりではあるが、まだ滑ったことのない滑降ルートがあることだし、マンネリ感なく楽しめるだろう。
朝5時半に二分集落に到着。数台分の駐車スペースはすでにいっぱいになっている。それでも数百メートルに渡って路駐の車が連なった先々週に比べればだいぶマシ。最終除雪地点の100mほど手前に車を停めることができた。
6:08 395m 駐車地点発。
除雪された車道を100mほど歩き、最終除雪地点からシール登行。
降雪直後の昨日は多くの登山者が入山したようで、ルート上はデコボコのトレースだらけ。それが今朝の冷え込みでカチカチに凍りついている。このコースは全般的に傾斜が緩く、いつもならシールで苦もなく登れるのだが、今日はスリップしまくって苦労する。特に道路を離れて尾根に取り付くところは傾斜がきつく、シールではまったく歯が立たない。早々に諦め、板を外して登ることになる。
その後はシールで登れないような斜面はなかったが、登りにくいことに変わりない。ツボ足の登山者にもけっこう抜かされた。
森林限界上は特にツルツル。途中、ボーダーコリーを連れた長靴のおじいさんにも抜かされる。おじいさんが言うには、昨日は降雪後なのにワカンを忘れ、潜りまくって途中で諦めたそうだ。今日はワカンを持ってきたのに、まったく必要なかったとのこと。
自分も板を担いだほうが早かったのだろうが、ここまで来たのだからと、意味もなくシールで歩き通す。
8:52-9:15 1431m 大岳。
この時間、日本海側はまだ青空を保っているものの、この辺りはもう暗い雲に覆われている。どうやら午後まで持ちそうにない。飯だけ食って早々に下山しよう。
前回は中津又西尾根を滑ったので、今日はコウクルミ沢を滑ることにする。初めて滑るコースだ。
このコースはいわばバリエーションルートで、途中で登り返しもあるため、さほど滑る人はいないと思っていた。しかし昨日はたくさんの人が滑ったようで、コウクルミ沢源頭は多数のシュプールが刻まれている。
昨日は水気の多い雪だったため、シュプールは深く、それが今日の寒さでカリカリに凍りついている。これは滑りづらい。おまけに空は暗く、雪面の細かいギャップも捉えられない。ショートターンで軽快に滑っていくことなんてできず、沢幅を目いっぱい使って大回りで滑ることになる。
それでも上部はまだマシだった。ちょっと下ると完全にモナカ雪となる。こうなるともう満足にターンもできない。いい斜面が続くのに辛いばかりだ。
このコウクルミ沢は980m辺りに滝があるので、1100m辺りからトラバース気味に滑り、左岸尾根を目指す。
左岸尾根に出るならもっと上部でトラバースしたほうが楽だとは思うが(実際、シュプールを見るとほとんどの人がそうしている)、沢のほうが広くて滑りやすそうに思えたのだ。
まぁ雪さえ良ければ尾根上でも十分楽しめるだろうから、どこでトラバースしてもいいのだろう。
左岸尾根はそれほど広くなく、木もそこそこ生えている。普通ならまったく問題ないレベルだが、果たして今日のこの雪質でうまくターンできるか。ちょっと心配。
が、それは杞憂だった。尾根上は雪が多少緩んでいて、木をかわしてターンぐらいはできる。下るにしたがって雪は柔らかくなっていくので、普通に楽しく滑れるようになる。
10:19-10:26 コウクルミ沢574m。
再びコウクルミ沢に合流し、スノーブリッジを渡ったところで滑降終了。この場所は保久礼登山口のちょっと下に当たり、ちょっと進めば林道に出る。
ここでシールを付け、長峰に続く林道を20分ほど登り返す。
ちなみに林道の下には等高線に沿って作られた登山道があり、そちらを進めばほとんど登らずに滑降ポイントに出られる。ただ、今日はウロコ板じゃないので、シールなしの水平移動はかえって手間がかかりそう。どうせシールを付けるなら林道のほうが登りやすい。標高差は60m程度。たかが知れている。
10:47-10:56 長峰林道637m 。
コウクルミ沢右岸尾根のてっぺんに出たところで登り返しは終了。林道を離れ、西川の河畔に向け尾根の南斜面をトラバース気味に滑っていく。
この辺りの雪はもう腐れ気味。それでも上部のモナカ雪に比べれば天国のようだ。
西川の河畔まで下りたらあとは林道上を一直線。スキーのトレースの他にスノーモービルの跡も現れ、グダ雪の緩斜面ながらどんどん滑っていける。あっという間にゴールの最終除雪地点に到着だ。
それにしてもこのコース、雪質に苦しめられた割りには良い印象を持てた。
往復コースや中津又岳西尾根コースに比べて登り返しは多くなるが、変化があり、よりバックカントリー感を味わえる。今度はもっと雪の良いときに滑ってみたい。
(2004/4/10)
入広瀬村という辺鄙でかつ分かりにくい場所にあるにはあまりにゴージャスな日帰り温泉施設で、新潟でも有数の人気施設とのこと。「国内屈指の噴出量を誇る自然温泉」だそうだ。全然知らなかった。
露天風呂と内風呂が離れた場所にあり、それぞれ別料金。セット料金もあるが、露天風呂と内風呂を行き来するには一度服を着る必要がある。
通常ならマイナス要因だが、広くて立派な内風呂だけでもう十分だ。
人気施設といっても場所と季節柄我々が行くときはいつもガラガラ。もちろん広い休憩室もガラガラで、ゆっくり仮眠できる。
(2017/3/12)
600円→700円
この地で内風呂のみで700円というのは割高に感じる。評価も4→3