快晴という予報は外れて霧雨まじりのガス。近隣の山々はそこそこ晴れただけに悔しい。しかし迷いようのない沢ルートなので視界が悪くてもなんとかなり、雪質も良かったのでスキーに関しては十分楽しむことができた。
いつも大岳西尾根を往復するだけでは芸がないので、北側の中津又岳西尾根を滑ってみる。こちらは斜面の感じこそ大岳西尾根と似ているが、雪が荒れてないのがなにより魅力。今後はこちらのコースを滑ることにしよう。
久しぶりの会津駒ヶ岳。数日前に雨が降ったようで森林限界上は縦溝が酷くて滑りにくかったが、樹林帯は雪も緩みすぎずになかなか快適。セミファット板を持っていったので疲れはしたが、代わりに楽しい滑降ができた。
以前からの課題だった名クラシックコース。快晴の中の仙ノ倉への登りは眺望も良く疲れを感じさせないほど楽しい。シッケイ沢も豪快で滑り応えがあり、下部の長い緩斜面も気にならないほど満足感の高い山行となった。
昨日に引き続き白馬を滑る予定だったが、天気がイマイチで鍋倉山へ転進。ここなら多少のガスでも十分視界は利く。偶々ながら森太郞に遭遇できたし、雪質もバッチリで滑りやすい。中止にせずに登っておいて良かった。
厳冬期は素晴らしいパウダーを味わえるようだが、この日は気温が高く全面ひどい腐れ雪。登りの苦労ほど楽しめずに終わった。最後の林道滑りも飽き飽きしたし、こういうコンディションならもういいかな、という感じ。
最高の登山日和のこの日、西吾妻山はかつて見たことないほどの大盛況。南向きで苦戦することの多い二十日平尾根の滑降も良かったが、なにより快晴の下での樹氷原歩きが爽快で、登山として非常に楽しむことができた。
登山日和で剣ヶ峰も狙えそうだったが、よりスキーが楽しめそうな摩利支天岳をゴールとする。氷結した剣ヶ峰に比べてこちらは雪が吹き溜まっており、適度に難しい雪質が逆に楽しい。久々に気合の入った滑りができた。
金曜の関東の降雪に期待して富士山二ツ塚へ行く。積雪は十分。クラスト雪ながらゲレンデのように滑りやすく、あまりの面白さに上塚を滑ったあと下塚にも登り返す。近くにこんなお手軽コースがあるのはうれしい限り。
久しぶりの平標山。この日は新雪ながら雪は重めで、イメージ通り滑れず多少歯がゆい思いをする。しかしヤカイ沢に出るまでの疎林帯の斜面はやはり素晴らしく、人気ルートであることを再確認させられることとなった。
以前から考えていた角間山と湯ノ丸山を繋げる周遊コース。単に湯ノ丸山を往復するより遥かに楽しめる。今日は雪質も良く、ブッシュの生えまくったゲレンデ跡もスムーズに滑ることができた。いつもこうだといいのだが。
昨晩の降雪によりそこそこのコンディションだったが、途中で風が強くなり下山時にはひどい地吹雪状態。深いガスに包まれたかのように前が見えず、思いっきり滑ることができない。雪質が良かっただけにちょっと残念。
日曜は日本海側も好天とのことで、これを逃すわけにはいかないと黒姫山へ行く。コンディションはさほど期待していなかったが、予想以上の深雪パウダーで楽しいの一言。12月にこれだけ楽しめたのは初めてかもしれない。
今シーズン初滑りは積雪十分で好天も期待できる乗鞍岳。上部は氷結しているだろうから目標は肩ノ小屋だ。位ヶ原から上はひどい強風とガスで苦しめられはしたが、予想以上の新雪で、なかなか楽しく滑ることができた。
今年の富士山は残雪が豊富で、南面の富士宮口でも駐車場近くまで滑れる様子。ならばと行ってみると、これが期待以上。上から下まで申し分ないザラメ雪で、雪面も十分キレイ。こういう富士山なら何回行ってもいいな。
久しぶりに針ノ木岳に向かうが、途中出会った人の勧めもあり途中で蓮華岳に切り替える。標高差1100mを一気に下る大沢は急斜面が続き、雪質的に危険はないがのんびりもできない。しかしこれはこれで面白いものだ。
恒例というよりほとんどマンネリ化しているGW明けの燧ヶ岳。往復だけでは物足りないが、日曜でさっさと帰りたいのでサクッと登って昼前に下山。あっという間だが、それでも確実に楽しめるのがこの山のいいところだ。
当初は中島台へ滑るつもりだったが、予想より雪解けが進んでいて天気も崩れそうなので無難に祓川往復にする。上部こそカリカリだったが昨日同様滑りやすい雪質で、単純なコースとはいえ十二分に楽しむことができた。
